本校の特色
創立から平成6年までの21年間は、学校群制度において第2群を形成してきましたが、この制度の廃止に伴って平成7年度からは単独選抜となり、普通科内に「語学・人文コース」「自然科学コース」の2コースを設置しました。
平成12年度からは2コースを統合して「国際科学科」を設置するとともに、学校全体に単位制を導入しました。
高等学校教育の基本目標である、知・徳・体の調和のとれた人間の育成を中核に据えた、幅広い教育内容を実践しています。
「目指す学校像」として、「高い志と広い視野を持ち、社会をリードする人材を育成する学校」、「これからの社会を生き、未来を切り拓いていくのに必要な資質、能力を培う学校」、「確かな学力と豊かな人間性を育み、進路希望を実現する文武両道の進学校」を掲げ、教育課程を工夫し、学習指導・進路指導等の充実に努めています。
平成19年度から6年間「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受け、大きな成果を上げました。
その成果を継続するため、平成25年度は「サイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)」の指定校として、また平成26年度からは「津西SPP」として継承発展させ、国際科学科を中心に、国内外で活躍できる能力と資質を育成しています。
また「津西グローバルチャレンジプロジェクト」として、海外語学研修等を計画し、昨年度は「オーストラリア語学研修」を実施しました。
さらに、平成29年度から、これからの社会で求められる、他者との協働による課題発見・解決および表現力を養うため、「総合的な探究の時間」において、探究活動「課題研究」に取り組んでいます。。
本校における探究活動は、地域で活躍する卒業生、またその関係者や関係団体がサポーターとして入り、より地域社会に密接した活動となっている点が特徴です。
このことは、多くの卒業生が地域のリーダーとして活躍している本校ならではの強味を生かした教育活動です。
令和7年度からは、より質の高い教育活動を進めるために「西高サポートクルー」を設置し、連携・協働を深めています。
これらの取組等を通して、「社会で生きるのに必要な力(主体性、協働性、課題発見・解決能力、コミュニケーション能力等」とそれを支える確かな学力、豊かな人間性を身につけた生徒」、「将来リーダーとして国際社会や地域社会に貢献しようとする高い志と夢を持つとともに、その実現に向けて学習や特別活動、部活動に意欲的に取り組む生徒」を育むことを目指しています。